今回のシリーズ最新作であるBlessing3 AQUAはさらなる進化を遂げました。 新たに登場した「Blessing3 AQUA」は、純粋で限りなく澄んだ深海からインスピレーションを受け、深海ブルーのステンレス製フェイスプレートを採用しています。 さらにドライバーの再チューニングを行い、Blessing3らしいリアルな音の再現性はそのままに、特別な調整を加えたサウンドを実現しました。

「Blessing3 AQUA」は、前作Blessing2から受け継がれた成熟したアーキテクチャを踏襲し、3Dプリント技術によって精密に成形された物理クロスオーバー構造を採用しています。 さらに、水平対向配置のデュアルダイナミックドライバーモジュ一ルにより、広大なダイナミックレンジと極めて低い歪み率を両立。大音量下でも音像の安定性と解像感をしっかりと保ちます。
新たにカスタム設計された高域用ドライバーは、これまで通り繊細かつ伸びやかな超高域の表現を維持しつつ、中高域の繋がりと滑らかさをより自然に最適化。水平対向配置のデュアルダイナミックモジュールとの相乗効果で、よりナチュラルで力強く、深みと温感のあるサウンドが全帯域にわたって響き渡ります。

「Blessing3 AQUA」は、新たに開発されたAl-Mg合金製振動板の高音ドライバーを採用。 低密度でありながら高剛性と優れたダンピング特性を兼ね備えたこの素材により、Blessing3が誇る中高域の滑らかさと自然なつながりはそのままに、さらに一歩進んだ超高解像度と豊かな倍音表現を実現。

Blessing3 AQUA には、革新的な低音再生技術、H.O. D.D.D.U.S(Horizontally Opposed Dual Dynamic Drivers Unit System)を採用。2基の10mmダイナミックドライバーを完全な水平対向構造で密接かつ対称的に配置し、3Dプリントによって精密に成形された一体型モジュール構造で高い剛性と理想的な共振制御を実現しています。 この独自配置により、各ドライバーの磁気ギャップには均一な磁界が集中。伝達効率が飛躍的に高まり、非線形歪みを効果的に抑制することで、大音量時でも安定かつクリーンな低域再生が可能になりました。 振動板には、2基のダイナミックドライバーそれぞれに紙ドーム×フレキシブルエッジを採用。紙ドームの優れたダンピング特性が中高域の分割振動を効果的に抑え、不要な共振を排除します。その結果、全帯域にわたり滑らかで自然なトーンバランスを実現しました。

物理フィルター構造と電子クロスオーバー回路を高度に組み合わせたハイブリッドクロスオーバー設計を採用。物理フィルターには、シンプルかつ効率的な3Dプリントによる音響構造を採用し、徹底したシミュレーションと長期間に及ぶ試作・調整の末に、理想的な音響チューニングを実現しました。

長年にわたるハイブリッド型イヤホンの開発経験と豊富なリソースを活かし、新たに「B&K5128」ヘッドアンドトルソーシミュレーター*を用いて「Blessing3 AQUA」を特別にチューニングしました。本機は、Blessing3の持つ精緻でリアルな音響再現性をそのままに、さらに洗練された独自チューニングを施すことで、まったく新しい音質体験を実現しました。

「Blessing3 AQUA」は、Blessing シリーズに受け継がれるクラシカルなハイプリッド3Way構成をベースに、MOONDROP独自の専属音響開発チームと音響測定ラボによる綿密な解析とチューニングを経て誕生しました。全帯域にわたって高精度な位相整合を実現し、各ドライバーの繋がりが極めて自然かつ一体的。

「Blessing3 AQUA」は、光と影が織りなす繊細なコントラストを活かした美しいデザインを採用。高精度なCNC加工によりステンルス製フェイスプレートに幾何学的かつ多面的なカットを施し、さらに熟練の職人による丹念なポリッシュ仕上げを加えることで、まるで複数の鏡面が光を反射するかのような輝きを実現しました。どの角度から見ても印象的で、装着するだけで圧倒的な存在感と洗練された美しさを放ちます。

「Blessing3 AQUA」はユニバーサル0.78mm 2Pinコネクタを採用しており、さまざまなオーディオグレードや機能性ケーブルへの交換が簡単に行えます。ケーブルをアップグレードして音質を追求するのはもちろん、ステージモニターや制作モニター用に延長ケープルを使用したり、通話や会議、配信、ゲーム用途に対応したマイク付きケーブルに交換したり、さらにはBluetoothアダプターこ切り替えて屋外でのワイヤレスリスニングを楽しむことも可能。シーンに応じて自在に使い分けることができます。